スワニルダのバレエライフ blog

日々バレエに関わる中で思う事を、綴っています。時には辛口な表現もありますが、(特にバレエ関係者の人は少々傷付く覚悟を持って)お読み頂けると嬉しいです。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたのヴァリエーション、ラジオ体操になっていませんか?

国内のバレエコンクールは年々新しいものが出来日々進化しています。 バレエコンクールには年齢や性別ごとに部門が設けられていますが今は小学校低学年だろうとトゥシューズで踊らせるところもあるのですね。 このようにコンクール主催者側があたりまえのよ…

海外のバレエ団を目指す皆さんへ

前章の「日本のバレエダンサーの厳しい現実」でも少し触れましたが 海外と日本を比べた時バレエ環境、バレエ教育バレエ団事情は大きく異なります。 海外のバレエ団の多くは教えやその他のバイトなどをすることなくダンサーとして舞台に立つ事だけを仕事とし…

海外のバレエ留学を目指す

前章「日本のバレエダンサーの厳しい現実」でもお話ししたように、日本のバレエ団は入団したからと言ってそれだけで生活するのは難しいでしょう。 ならばと海外のバレエ団に入るという夢に向け少しでもチャンスを広げるために十代の頃から留学するという手も…

日本のバレエダンサーの厳しい現実

日本国内にプロのバレエダンサーはどれくらいいるのでしょうか。 ここで私が言う「プロのダンサー」とはバレエ団員のことではありません。踊り一本で食べていけている人のことです。 バレエの教えや他でのバイトもせずに純粋に踊る事だけで、ということです…

進化するSNS。生徒の安全を第一に考えた投稿を!

今回は私がいつもフェイスブックやインスタグラムを見て疑問に思うSNSへの投稿についてです。 ばっちり生徒の顔や名前まで掲載されていますが安全なのでしょうか? SNSを駆使してガンガンスタジオの宣伝したい気持ちは分かりますが・・・ スタジオの住所が公…

ご挨拶

こんにちはスワニルダです。 バレエに関して本音でブログを書くにあたり、このニックネームで投稿したいと思います。ざっくりの経歴は、某国立バレエ学校留学某海外バレエ団にて団員として活動 あとはご想像にお任せします... さて今回は、日々バレエと向き…

バレエを習う子供を持つ親へ

地元で良いバレエ教室が見つかり 素晴らしい指導者のもとで 我が子がレッスンを受けられたら それはとてもラッキーなことです。 ただ、モンスターぺアレンツならぬ指導者につっかかって口を出す親もいるそうです。 「うちの子はいつになったらトゥシューズを…

バレエを知らない指導者、バレエしか知らない指導者

学校や幼稚園の先生になるには資格や免許が必要ですね。そのために人は学校へ行ったり、必死で勉強をします。 しかし バレエ教室はどうでしょうか。 私の知る限り日本でバレエの先生になるのに試験も資格も免許もありません。(要りません) 経歴だって バレエ…

バレエ教室と指導者の責任

今回はバレエに関わる日々の生活の中で感じる「指導者の責任」についてお話したいと思います。 少し前の事になりますが、コンクール会場で見たあの異様な光景が忘れられません。私がバレエ団を退団し、帰国して間もない時の事でした。 異様な光景と言っても…