スワニルダのバレエライフ blog

日々バレエに関わる中で思う事を、綴っています。時には辛口な表現もありますが、(特にバレエ関係者の人は少々傷付く覚悟を持って)お読み頂けると嬉しいです。

家でも出来るバレエの簡単トレーニング

皆さん、レッスンが無い時間も
バレエ上達のために工夫や努力をしていますか?


もっと上手になりたいという人は
家でのストレッチの他、
食事などにも気を付けている事でしょう。

 

今回は、レッスン時間外に家でも出来る
簡単なエクササイズやトレーニングをご紹介します。
どれも1,2分で出来ますから、
集中して、楽しみながらやってみてくださいね。

 

 

 

腹筋チャレンジ

プランクというポーズをキープします。
これだけなんですが、結構キツイのです。

 

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両腕は肩幅に開き、写真のような姿勢になります。
かかとから頭の先まで
まっすぐの板になったイメージでやりましょう。

 

辛くなってくると
お尻が下がるまたは上がる
おなかが垂れてくる
首がカクンと折れて下を向く
膝が曲がる

などと正しい姿勢が保てなくなってきます。
鏡があれば自分の姿勢を横からチェックするのが一番です。
なければトレーニングの様子を真横からビデオに撮り
自己チェックしましょう。



タイマーをセットし、まずは1分からでOK。
いきなり長い時間やるより、
まずは正しい姿勢をキープする事を優先すること。
これは肩甲骨のトレーニングでもあるのですが
かなり腹筋に効くので是非やってみてください。

 

 

 

 

ア・ラ・セゴン チャレンジ

 

私が勝手に名付けたエクササイズです。
これは腕のアラセゴンのポジションをキープするもので
座ってやって頂いても大丈夫です。

 

鏡の正面に立ち(座り)、両手をアラセゴンに開きます。
時間が経って辛くなるとかっこ悪い形になります。
よく、よぼよぼのア・ラ・セゴンをレッスン中に見かけます。
あなたはどうでしょうか?


以下のチェック項目を繰り返し読みながら
鏡で自分のアラセゴンの形をチェックする事を
タイマーが鳴るまで繰り返します。
準備はいいですか?
ではタイマーを2分セットしてやってみましょう。

 

≪ア・ラ・セゴン チェック項目≫

肘のラインを手首のラインより下げない。
脇の下をしっかり直角に保つ。
手のひらは下を向かず、内側に向け
指先まで神経を行き渡らせる。
肩は下げ、首のラインは細く長く。
深呼吸をしてにこやかにスマイル。
肩甲骨をゆるめない、猫背にならない。
肘を落とさない、諦めない!
*リピート

 

 

どうでしょうか?
2分間スマイルを保って
美しいアラセゴンをキープ出来ましたか?

 

常に意識をしていないと
バーレッスンの最中も
知らず知らずのうちに
どんどん形が崩れてきていると思います。

 
バーレッスンの目的の1つは、
毎回の稽古で正しい形を筋肉に覚えさせること
意識しなくてもパッと美しいポジションに
持っていけるようになるのがベストです。
それはつま先などその他全ても同じ事。


足が床から離れたら反射的につま先が伸びる。
これが理想です。
身体が綺麗なラインを覚えてしまえばこっちのもの。
そうなれるまで練習あるのみです。

 

 

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今回は2つのエクササイズをご紹介しました。
ゆっくりやっても5分くらいでしょうか。
これなら習慣にして毎日できると思います。

 

 

この他にも、ストレッチポールや
ボール、サラバンドなど
あなたの上達をサポートする
おうちでもできるストレッチやトレーニングはいっぱいあります。

 

 

 

 

是非いろんなものを試してみて
自分に合うもの・続けられるものを見つけてみましょう。

 

それでは。